探偵シド・アップダイク　Case.01 スローターズパレス

何回かGMとしても回しましたが、安定して高い盛り上がりを見せるオススメの作品です。 ・ロールプレイ キャラクターは非常に濃く、ロールプレイ重視の人も満足できるでしょう。 しかしセリフ読み合わせなどはないため、苦手な人でも問題なくプレイできると思われます。 現実離れしたキャラクターのため逆にやりやすいという人もいるのでは。 ・推理 キャラクターシートは見開き２ページと情報量は少なめで、カードの枚数も少なく真相への情報量はあまり多くありません。 その代わり「犯人以外は嘘をつけない」という制約があり、ここを軸として推理を展開することになるでしょう。 プレイした感触ではこの制約が非常にいい塩梅であり、犯人が逃げ切ることもプレイング次第で難しくありません。

1990年代のアメリカの屋敷にて、仮面パーティーの最中に主催者が死体で発生される。 参加者達はサイコメトラー探偵のNPCと共に大雨で陸の孤島となった屋敷で調査を始める、という内容のマーダーミステリーです。 ゲームルールでの縛りが強く、犯人以外は嘘がつかないという制約で遊ぶためマーダーミステリー初心者は、最初はどう話し合えばいいかで困惑する可能性があります。 推理のトリックはしっかりしており解きごたえはあると思います。 NPCの探偵の設定はかっこいいと思います。